3.11.2011

大地震

今日3 月 11 日午後 2 時 46 分ごろ、マグニチュード 8.8 を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生した。大阪でも揺れを感じた。私は会社1階の商談コーナーで商談中だった。取引先の人と顔を見合わせた。大阪は関東地方に比べ地震の頻度が少ないため「珍しいですねえ」等と揺れ始めた当初は会話していた。しかし揺れの時間が長く連続1分以上の揺れを3回ほど感じた。地震がこれだけ長いこと揺れることもないので「本当に地震?」「この建物が倒壊する前兆?」等と。商談も終わりエレベーターで席のある4階まで戻ろうとしたら上昇中のエレベーターの床から大きな音が。余震か何かで再び揺れ始めエレベーターに缶詰かと思った。幸い無事にエレベーターは4階に到着。席に戻ると同僚がざわざわと話していた。私が「いやーこんな時にエレベーターに乗ると怖い思いするなあ~」と言うと、皆が笑い出した。皆仕事の手を止めてインターネットなんかで情報を入手していた。震源地が東北で相当大きな地震であることを知った。私の部署は関東や東北の出身者が多いため皆気が気ではなかった。実家に連絡を取るものもいた。皆家族の無事を確認し安心していた。私も同僚に勧められて実家に電話した。母親が出た初めて体験した揺れだったといっていた。電話の向こうで甥っ子がぎゃあぎゃあ騒いでいた。姪はムシャムシャとおやつを食べているとのことだった。生まれたばかりの甥っ子は寝ていたようで実家のほうは地震の被害は無くいつもの通りの様だった。
みんな落ち着かないのか定時になるとそそくさと帰宅。残業をしている者は数人だった。
帰宅したら妻が梅田に買い物に言っている時に被災?したと言っていた。地下にいたらしいが結構揺れて怖い思いをしたと言っていた。阪神大震災の経験があるせいか余計に怖かったらしい。
私は大きな地震を経験したことが無いためその辺の恐怖心は少ない。

テレビもずっと報道特番で地震関連の情報を放送している。
今回の地震は日本では史上最大、世界でも数番目の規模との事。アルジャジーラもリビア情勢から日本の地震に報道内容を切り替えたとの事。テレビで地震関連の情報、避難場所や帰宅困難者のための受け入れ先などを案内しているが被災地や今回の地震の被害状況がまだ一部しか判明していないような雰囲気。
阪神大震災と比べれば大分情報や国の対応が速やかになされているようだけどやはり被害全貌を把握するのには時間が掛かっている模様。阪神大震災のときの様に時間が経つに連れて被害の大きさを知る事になるのだろうと思うと一寸怖さを感じる。

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